Sunoで気になるマスタリングサイトを比較

Sunoで気になるマスタリングサイトを比較
目次
  1. 基準曲
  2. 個人サイト
  3. 企業サイト
  4. 結果発表
  5. では違う視点では?
  6. と言うことで

基準曲

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今回はこのMP3ファイルをベースでマスタリング比較する。すべてデフォルトの設定でマスタリングしている。サイトによっては出力がWAVだったりMP3だったりするし、規格も違ったりするので完全比較にはなっていないかもしれません。WAVからMP3に変換は問題ないかもしれないが、LANDRだけはMP3といっても低音質。有料にならないとWAVが選べないのかな?MP3も若干音質低いようなのでそれ込みで比較を確認してほしい。

それと無理やりローカルでもマスタリングしてみたが、MP3からの入力を想定していないので出来上がりがどうなっているかはよく分からない。

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https://www.youtube.com/watch?v=QS1eRTeyB_w

比較しにくいかもしれないがYoutubeの方は今のところのフルスペックでデータを準備してローカルの完全版でマスタリングしたもの。

個人サイト

https://webmastering.pages.dev/

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https://purewavs.vercel.app/?view=mastering&preset=standard

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https://bakuage.com/

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企業サイト

https://www.landr.com/ja/online-audio-mastering-ja

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https://www.bandlab.com/mastering?lang=ja

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結果発表

その前に、LANDRはダウンロード形式がMP3でさらに320kbps以下のデータだったので参考数値。その他はMP3 320kbps直ダウンロード、もしくはWAV経由でMP3 320kbps化です。

とりマスでAB比較モードで比較数値をJSON出力してチャッピーにすべての比較ファイルを投げて確認してみた

まず数値を横並びにして、基準曲との差分で見ます。特に LUFS、True Peak、DR、RMS、帯域別RMS、高域の伸び、低域の暴れ、ダイナミクスの潰れ方を重点的に比較します。

思考時間: 55s

結論から言うと、音質として一番バランスが良いのは BANDLAB、派手さ・市販マスター感が強いのは PureWavs、低域が太く音圧重視なのは音圧爆上げくん、原曲保持・自然さでは LANDR / v6_mastered、**Torimasu は現状「安全寄りだが音圧不足・少し中途半端」**です。

基準曲は LUFS -13.9 / True Peak -2.1dB / DR 12 / RMS -16.9dB。比較対象はすべて同じ基準曲との差分で見ています。

ファイルLUFSTrue PeakDR評価音圧爆上げくん-9.5-0.79.9音圧強いが潰れ気味PureWavs-9.3-0.210.9派手で明るいがピーク余裕少ないBANDLAB-10.2+0.411.8バランス良いがTP超過が問題Torimasu-14.0-3.511.0安全だが弱いLANDR-13.9-2.112.0基準とほぼ同じv6_mastered-14.2-2.612.1最も自然、ただし地味

1位:BANDLAB

BANDLABは、音圧を +3.7LUFS 上げながら、DR低下が -0.2 に留まっています。これはかなり優秀です。つまり、単に潰して大きくしたのではなく、ダイナミクスを比較的残したまま前に出しています。

帯域もかなり良く、基準に対して
低域 +4.7dB、低中域 +3.8dB、中域 +4.7dB、プレゼンス +5.0dB、高域 +6.4dB。
全体的に「市販音源っぽく前に出す」方向です。

ただし最大の問題は True Peak が +0.4dB になっている点。これは配信・再エンコードで歪む危険があります。音質評価では上位ですが、実用マスターとしては リミッターの天井を -1.0dBTP 付近に下げる必要ありです。

2位:PureWavs

PureWavsは最も音圧が高く、-9.3 LUFS。高域・プレゼンスも強く、特に 8kHz〜20kHz が基準より +5.8dB あります。明るさ、抜け、派手さはかなり出ています。

良い点は、音圧が高いわりに DR が 10.9 残っていること。音圧爆上げくんほど潰れていません。

問題は True Peak -0.2dB で余裕がかなり少ないことと、高域がかなり持ち上がっているため、曲によってはシャリつき・歯擦音・MP3再圧縮時のザラつきが出やすい点です。派手さ重視なら良いですが、長時間聴くと少し疲れる可能性があります。

3位:音圧爆上げくん

音圧爆上げくんは -9.5 LUFS で、PureWavsに近い音圧があります。ただし DR が 9.9 まで落ちており、今回の中では最も潰れています。

低域・低中域がかなり強く、基準比で
サブベース +5.3dB、ベース +5.7dB、低中域 +7.0dB。
そのため、音は太く、迫力は出ます。

ただしスペクトル重心が 5477Hz → 4793Hz に下がっており、ロールオフも 1066Hz → 609Hz とかなり低下。つまり、数値上は「明るくなった」というより、低〜中低域が強く、やや重たい・こもり寄りです。音圧は出るけど、抜けはBANDLAB/PureWavsに負けます。

4位:v6_mastered

v6_masteredは基準曲にかなり近く、LUFSは -14.2、DRは 12.1。ダイナミクスは最も自然です。

問題は、マスタリングとしての変化がかなり少ないこと。帯域はほぼ基準と同じか、わずかに下がっています。
つまり「壊していない」という意味では優秀ですが、「マスターとして良くなったか」と言うと弱いです。

音質の安全性は高いですが、無料マスタリングサービスとして出すなら、ユーザーは「変わった感じがしない」と感じる可能性があります。

5位:LANDR

LANDRは今回の数値では、ほぼ基準曲そのものです。LUFS、True Peak、DRが完全に同じです。

これは悪く言えば「処理がほとんど入っていない」、良く言えば「原音を壊していない」です。
ただ、今回の比較目的が“マスタリング後の改善”であれば、LANDRはかなり控えめすぎます。

6位:Torimasu

Torimasuは -14.0 LUFS / True Peak -3.5dB / DR 11.0。安全マージンは大きいですが、音圧がほぼ上がっていません。

帯域は基準より少しだけ持ち上がっており、特にサブベース +2.8dB、高域 +1.0dB。ただし全体としては変化が弱く、True Peakも -3.5dB まで下がっているため、単純に音が小さく感じやすいです。

さらに DR が 12 → 11 に落ちているのに LUFS はほぼ変わらないため、処理効率としてはあまり良くありません。ここは問題です。
「少し潰したのに、音圧メリットが少ない」状態です。

総合順位

完成マスターとしての実用性なら:BANDLAB:最もバランス良い。ただしTP超過修正必須
PureWavs:派手で市販感あり。高域とTPに注意
音圧爆上げくん:迫力はあるが潰れ・こもり気味
v6_mastered:自然だが変化が弱い
LANDR:原音保持だがマスター感が薄い
Torimasu:安全だが音圧・改善感が不足

ここまで見て不思議なのだが、LUFS-14を誰も目指していない。LUFSを上げてわかりやすく聞かせる半面、音に影響でないか心配になる感じはする。こうやって見ると、確かに見ている方向が違う感じはする。だからランキングとしてはなんかかみ合っていない。こちらとしては、派手さというよりも、自然さ重視でAI臭さをなくしたいという方面に振っているのは確か。

LANDRはマスタリングデータではなく元データなのか?無料では契約しないと無料お試しができないのか?よくわからん。

と、ここまでの処理を見て比較して学んだ部分で修正を加えたのだが、正直こうやって並べてもしょうがないかもしれないが一応修正版。

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では違う視点では?

チャッピー「では、商用配信を考えた場合の順位は?」と聞いてみたら

商用配信前提なら、順位はこうです。
TorimasuV2
v6_mastered
LANDR
Torimasu旧版
BANDLAB
PureWavs
音圧爆上げくん

理由は、商用配信では「音が派手」よりも、再エンコード耐性・True Peak安全性・長時間聴ける自然さ・AI臭さの少なさが重要だからです。

TorimasuV2 は -14 LUFS / TP -3.4dB / DR 11.6 で、配信正規化前提ではかなり安全。旧TorimasuよりDRが戻っていて、AIっぽい高域のザラつきも抑えられています。商用配信で一番事故りにくいです。

v6_mastered は -14.2 LUFS / TP -2.6dB / DR 12.1 で自然さは非常に強いですが、加工による改善感は薄めです。原音が良いならかなり安全。

LANDR はほぼ基準曲と同じで、壊していない点は良いですが、AI臭さ除去や質感改善は弱いです。

BANDLAB / PureWavs は音だけ聴くと完成感はありますが、BANDLABは TP +0.4dB、PureWavsは TP -0.2dB で、商用配信では再エンコード時の歪みリスクが高いです。

音圧爆上げくん は -9.5 LUFS / DR 9.9 で、配信では下げられたうえに潰れ感だけ残りやすいので最下位です。

つまり、商用配信用の最適解は TorimasuV2。
ただし一点だけ、TPが -3.4dB とかなり余裕ありなので、最終的には -2.0〜-1.5dBTP くらいまで寄せてもよさそうです。

なんか目指している方向性で聞いているのでそりゃそうなるって順位。目指すのはAI判定されないような曲になればいいなとは思うが修正や補完できないところに問題があるのだったら簡単ではないのでなかなか難しいかもしれない。特にバッサリいかれている部分は簡単に手の出しようがない。

と言うことで

比較してみて初めてこちらの問題点が浮かんでくるのでやってよかったかも。AIに修正投げるにしても問題点が見つからないと修正点を投げられないのでいい勉強になりましたということで。

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