曲を公開するのならマスタリングしないとと言う話

目次
■ 以前からたまに話していますが
DistroKidでアップロードする方ならわかると思うのですが、マスタリングの有り無しでどのくらい変わるかと言うのを毎回比較で出してくるのですが、Suno出力そのままだとびっくりするくらい違います。
そこで、私としては自前でできるならやってみようと思っていろいろ試してきました。もちろん商用サービスと同等のものと言うのは無理なのは分かっているのですが、自前でできるならやってみないと思ってやってみているわけです。
ちなみに分からないものを記事にしていますので、理解されている方には頓珍漢なことを言っているかもしれませんが、簡単に言うとClaudeCodeで処理させるようにコードを組むとこんなマスタリングが出来ますよと言う話です。
■どのくらい違うのか?
マスタリング後をアップロードしたものは音が変わるか?
■ Sunoは「完成しているようで未完成」
まず結論から言うと、
👉 Sunoの音はそのままでは弱いです
理由はシンプルで
音圧が足りない
密度が足りない
前に出てこない
ただしこれは「ダメ」という話ではなく
👉 設計思想が違うだけ
■ 普通のマスタリングがハマらない理由
一般的なマスタリングは
EQ
コンプレッサー
リミッター
で整えますが、
Sunoにこれをそのまま適用すると
👉 逆に弱くなることがあります
理由は
👉 「バランスで成立している音」だから
■ ステム分離はやらない方がいい
ここかなり重要です
よくある流れとして
👉 「一回ステムに分けて再ミックスすれば良い」
という話がありますが、
Sunoに関しては
👉 ステム分離は相性が悪い
理由は
元の音が相互依存で作られている
分離すると情報が欠ける
再構築時に破綻しやすい
つまり
👉 分けた時点で音が崩れる
■ じゃあどうするのか
ここでやるのが
👉 非破壊のまま最適化するマスタリング
■ 私がやっている処理の流れ
全体はシンプルですが、中身はClaudeCodeが作っているのであまりわかっていないのが本音
① AI特性の解析
まず最初にやるのは
周波数の分布
高域の死に具合
ダイナミクスの状態
を確認
👉 「何をいじるべきか」を決める
② スペクトル補正(EQ)
ここは普通のEQですが、
考え方が違います
👉 補正ではなく“補完”
具体的には
低域 → 存在感を少し足す
中域 → こもりを削る
ボーカル帯 → 明瞭化
高域 → 空気感追加
この処理は段階的に分けて行っています
③ ダイナミクス調整
ここはかなり重要です
軽めのコンプレッション
トランジェント強化
ただし
👉 潰さない
④ 位相・ステレオ最適化
ここで
Mid / Side処理
ステレオの広がり
を調整
👉 前に出る音にする
⑤ 音の厚みを作る処理
ここでようやく
サチュレーション
エキサイター
を使います
👉 「足りない倍音」を追加する
⑥ ラウドネス調整
最後に
LUFS調整
True Peak制御
を行います
最近は
👉 かなりラウド寄りにしています
■ ポイントは「最小介入」
この方法で一番重要なのは
👉 やりすぎないこと
EQ → 強すぎない
コンプレッサー → 軽め
エフェクト → 最小限
これを守らないと
👉 すぐ壊れます
■ なぜこの方法が成立するのか
理由はシンプルで
👉 Sunoはすでに“完成寸前”だから
つまり
作り直す必要はない
足りない部分だけ補えばいい
■ 結果
この処理を入れると
音圧 → 明確に上がる
ボーカル → 前に出る
全体 → 商用レベルに近づく
■ まとめ
Sunoに対しては
そのまま出す → ❌
ステム分離 → ❌(相性悪い)
普通のマスタリング → △
最適化 → ◎
こういうのは公開しない方が良いのかどうか分からないので一旦保留するが、スキが多いようなら検討してみようと思います。
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